人生そこそこでいいじゃない

そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。

本棚

日曜日。

ある大型特番の台本を書く以外にやることはない。

だけど、その原稿書きもなかなかやる気がしない。

なので、家で1人ボーッとしていた。

ジャック・ジョンソンのCDを聴いて、
「すごいよ!マサルさん」の5巻を読んで、
PSPファイナルファンタジーで少し遊んで、
Nゲージを何編成か走らせて、
WOWOWトム・クルーズの映画を少し観て、
水槽のコケ掃除と水替えをやって、
レンジローバーとSLKを軽く洗車して、
洗濯をして、
スーパーまで食材を買い出しに行って、
ごはんを作って食べて、
コーヒーを煎れて飲んで、
そんなことをいろいろやっていたら、
すっかり夕方になってしまった。

……

……

……

ふと見たら、本がたくさんある。
本棚に本がたくさん。
僕の家の本棚には本がたくさんある。

でも。

本棚に置いてあるほとんどの本を、僕はこの先の人生で二度と読まないことだろう。
また読み返しそうな本もあるのだが、間違いなく、二度と読まない本がたくさんある。
捨てなきゃ、だ。

そう思ったら、猛烈に本棚の整理がしたくなってきた。

でも……

台本を書かなきゃ。

しかし、なかなか書く気がしない。

こうして、何もせずに時間ばかりが過ぎていく。

そんな日曜日。

あっという間に「笑点」が始まる。
あっという間に「サザエさん」が始まる。
で、気付けば徹夜気味になってたりして。

はぁ。
ため息。

静かだなぁ、この家。